会長藤岡信勝 理事解任 会計責任者解任

「言論弾圧を守る会」と称して発足した団体は、日本保守党を批判する立場から活動を始めました。表向きは「言論の自由を守る」と掲げていますが、実際の活動は特定の人物や党への糾弾に偏っていると指摘されています。
設立当初は藤岡信勝氏が会長を務め、藤木俊一氏を理事および会計責任者に据えていましたが、内部の意見対立や資金の使途をめぐる不透明さから、解任劇が相次ぎました。
組織が短期間で分裂・混乱を繰り返す背景には、理念よりも個人間の確執が強く影響しているとも言われています。果たして本当に「言論弾圧から守る会」なのか、それとも自己主張の場にすぎないのか、外部からは疑問の声が絶えません。
飯山あかりのスラップ裁判から始まる
この団体の存在が注目されるきっかけとなったのは、飯山あかり氏をめぐる裁判でした。

日本保守党との対立の中で、彼女は「スラップ訴訟ではないか」と批判される一連の裁判に巻き込まれ、多くの支援者が「個人の言論を潰そうとしている」と感じました。
そこで「守る会」は旗揚げし、飯山氏を支援する立場を鮮明にしました。スラップ訴訟は権力や資金を背景に、相手の発言を萎縮させることを目的にすると言われています。
守る会は「民主主義の根幹である言論の自由を守るために必要だ」とアピールしましたが、その後の内部対立によって本来の目的から逸脱した印象を与える結果となりました。理念と実態の乖離が見えてきたのは、この頃からです。
守る会の会計責任者藤木理事
守る会の会計を担っていた藤木俊一氏は、設立当初から重要な役割を果たしました。

しかし資金の透明性については外部からも内部からも疑問が持ち上がりました。会費や寄付金の使途をめぐって説明責任が果たされず、活動資金がどの
ように運用されているのか不明確だったことが大きな火種となりました。さらに、藤岡信勝会長との関係も次第にぎくしゃくし、理事会での対立が表面化。
最終的には「会計責任者としての職務を適切に果たしていない」との理由で解任に至りました。会の信用を支えるべき会計管理が揺らいだことで、「守る会」そのものの存在意義に疑念が広がり、会員離れを加速させる原因となりました。
保守の重心藤岡信勝は噓つきなのか キクタケ暴行
「保守思想の理論家」として知られる藤岡信勝氏ですが、その言動をめぐって「噓つき」との批判が高まっています。
特に、内部での説明や対外的な発言に食い違いが多く、信頼性が揺らいでいるのです。さらに問題を複雑化させたのは、信者的な立場で藤岡氏を擁護するキクタケ氏の存在でした。
キクタケ氏は強硬な言動で反対意見を押さえ込み、ときには暴力的な振る舞いをしたとの報告もあります。藤岡氏がそれを黙認しているのではないか、あるいは利用しているのではないかという疑惑も浮上し、会のイメージは一層悪化しました。
「保守の重心」と呼ばれた人物が本当に誠実さを持ち合わせているのか、支持層の間にも冷ややかな空気が広がっています。
保守党信者キクタケが大騒ぎ藤岡噓つき

キクタケ氏は日本保守党支持者の中でも特に熱心な行動派として知られますが、その過激さゆえにトラブルの火種になりがちです。
藤岡信勝氏を「正義の旗手」と持ち上げる一方で、批判者を徹底的に攻撃する姿勢は、健全な議論の場を壊してしまいます。
SNSや集会で大騒ぎすることで注目を集めるものの、結果として「保守」の信頼性を傷つける逆効果を生んでいるのです。
さらに、藤岡氏自身の発言が二転三転することから「やはり噓つきではないか」との声が増大。信者的に盲目的に支える行為が、かえって藤岡氏の信用低下を加速させている点は、皮肉な結果だと言えるでしょう。
藤岡信勝と藤木俊一の関係

守る会の混乱を象徴するのが、藤岡信勝氏と藤木俊一氏との関係です。設立時は強固なタッグを組んで活動していたものの、やがて資金管理や方針をめぐって意見が対立し、互いに不信感を募らせていきました。
表では「協力関係」を装いながらも、裏では互いに責任を押し付け合う構図が露呈し、解任劇へとつながります。
外部から見れば、理念を共有して活動しているというよりも、個人的な権力闘争に巻き込まれている印象が強いのです。結局のところ、「守る会」は内部の人間関係が瓦解した時点でその存在意義を大きく失ったといえるでしょう。
まとめ
日本保守党から言論弾圧を守る会」は、飯山あかり氏をめぐる裁判を契機に生まれましたが、短期間で会長・理事・会計責任者の解任騒動を繰り返すなど、内部崩壊に直面しました。
理念として掲げた「言論の自由の保護」は次第に薄れ、個人の確執や資金をめぐるトラブルが前面に出てしまったのです。
藤岡信勝氏の信頼性や、藤木俊一氏との関係悪化、そしてキクタケ氏による過激な行動が重なり、組織は混迷を極めました。結果として「守る会」は、言論弾圧から人々を守るどころか、逆に内部で不信と分断を生み出す存在となったのです。
保守を名乗る以上、真に必要なのは理念を実現するための誠実さと透明性であり、それがなければ支持は広がらないでしょう。
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